ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

GET READY!!!! for seabass

シーバス・アジ・バス・トラウト etc. in 東京近郊

新島放浪記 その⑦

   

9/2(日) 曇り時々雨

完全にやることの無い1日が始まった。
しかも残念なことに、まだ6時である。

新島放浪記 その⑦
朝の鳥ヶ島。※朝のイメージ写真

釣り初心者のOKA氏ですら、釣りと酒以外にやることが見つからない様子。
朝飯は観光協会の売店を予定していたので、とりあえず荷物を全て抱え、チャリに跨がり新島港まで飛ばす。
売店のオープン時間は8時半。
かなり時間がある。

こうなるともうアレだ。
※「サマージャム'95」より

フィッシング。

まずはシーライド30gをシャクるが、一向にバイトの気配が無い。
地元のライトジギンガー(1名)やウキサビキ(数名)も不発。
今朝も「青」は渋いのか。

ということで、癒しを求めて得意のエビキャロ(エサ釣り)。

すると、ヒーーーーット!!!

新島放浪記 その⑦
べラ!
前日のごっついべラとは違うのだろうか。
なかなか力強い引きを見せてくれた。

エサとルアーを行ったり来たりしているうちに、雲行きが怪しくなってきた。
降り出した。
だがこの程度ならやれる。
釣り続ける。
小物のバイトを堪能する。
雨は降ったり止んだりを繰り返す。
釣り続ける。

ドシャブル!!

うおっ!!
スコール!!
やゔぁいっ!!
というか既にぐっしょりだ!!

タックルと荷物を手早く整理する。
荷造りが万全にできていない不安定な状態で、豪雨の中を観光協会へ向けてフラフラとスパート。
辛い。
ひたすらに辛い。

強く降り出してから観光協会まで2、3分程だろうか。
幸いバッグ内部までは浸水しなかったが、全身は余裕でずぶ濡れた。

観光協会の外ドアと内ドアの間のスペースで雨宿り。
さすがにこの状態で内部に入るのは、普通の人間なら気が引ける。

しばらくの沈黙。
その後生じるつかみ所のない感覚。
旅路での様々な感情が剥き出しになるのではなく、全てを喪失感が包んだ。



止んだ。



いや、晴れた。
ギンギンだ。

10分だか20分だか、どれほど経ったのかは分からない。
表へ出て衣服を絞る。
勢いよくこぼれ落ちる雨水。
徐々にではあるが感情の欠片を取り戻したような気がした。



さあ、そろそろ売店が開く頃だ。
OKAちゃんよ、飯でも喰いますか。




と、ここで急遽外出しなければならなくなった。※現実の話ね。
申し訳ないが、「感動を釣った!!」編は次回以降ということで!
行って来ます〜。



このブログの人気記事
18イグジストFC LT1000S-P
18イグジストFC LT1000S-P

残雪の渓流釣行。
残雪の渓流釣行。

アジング。つ抜け。
アジング。つ抜け。

本年初アジング。
本年初アジング。

バチパターン。
バチパターン。

同じカテゴリー(新島放浪記)の記事画像
新島放浪記⑪ 〜完結編〜
新島放浪記 その⑩
新島放浪記 その⑨
新島放浪記 その⑧
新島放浪記 その⑥
新島放浪記 その⑤
同じカテゴリー(新島放浪記)の記事
 新島放浪記⑪ 〜完結編〜 (2012-12-24 23:31)
 新島放浪記 その⑩ (2012-11-18 00:56)
 新島放浪記 その⑨ (2012-11-17 21:57)
 新島放浪記 その⑧ (2012-10-20 00:28)
 新島放浪記 その⑥ (2012-10-11 22:02)
 新島放浪記 その⑤ (2012-09-25 22:27)



 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
新島放浪記 その⑦
    コメント(0)