この度、鹿児島を訪れる機会を頂戴し、拙い腕ではあるが、かの錦江湾奥に挑戦とあいなった。
目標は、堤防でのライトショアジギにて青物と根魚、河口域にてシーバスとチヌと定めた。
【9/23】 (後中潮 干潮前〜昼休憩〜上げ3分)
カーフェリーにて桜島へ。
堤防にて日中のライトショアジギ&エギング。
堤防に到着すると、ベイトが豊富で、ヤズ(ワカシ、イナダ)の魚影も確認。
1時間強振ってみたが反応が無いので、昼食へと逃げる。
午後の上げ潮では別の堤防へ。
ベイトは確認できないが、30m以上の水深に根魚の期待が高まる。
そんな中、潮目が寄った頃合い、ジグの早巻きに小さい何かが一度ヒットしたが、すぐにバラしてしまう。
ここで1時間半ほど振ったが、坊主に終わる。
やはりこの手の堤防エリアは朝まずめでないと厳しいか。
【9/24】 (後中潮 18時半〜19時過ぎ/上げ5分〜6分)
夕まずめから日没にかけての1時間弱。
下見の際に確信を持った、インレットと橋明暗が絡む河川にて、シーバスとチヌを狙う。
日没後、流れ込みのベイトにセイゴがライズしているのを発見。
周辺をマリブ78で通していると、良く知った手応えが伝わる。
セイゴ
30cm強。
せめて40、50cmあれば、お土産に持ち帰るのだが。
その後、橋脚にて15cmのチーバスを追加し、夕食のため納竿。
ここは下げのナイトゲームならば、かなり釣果の見込める一級ポイントだろう。
まあ、例えそのタイミングに行ったとしても、意外と空振りってことはよくある。
釣れただけ上出来としたい。
【9/25】 (後中潮 10時半〜11時半/下げ2分〜4分)
昨日と別河川の河口域にてペンシルを投げ倒す。
狙いはチヌとシーバス。
流芯側では反応が無いので、ワンド側へ移動。
フェイキードッグDSを着水後にワンアクション入れると、銀色の魚体が水面を割って現れた。
3度出るも乗らず、期待を込めて次のキャスト。
乗った!
がしかし、直後にテンションが抜ける。
ラインブレイク、というかノットのすっぽ抜け。
ノットに不安があったので、前の晩に直そうと思っていたのを忘れていた。
初心者時代以来の大失態に、悔やんでも悔やみきれない。
あれは間違いなくシーバス。
型はフッコ級だが、とにかく釣っておきたかった。
その後はノーバイト。
無念。桜島に散る。
何だか釣れない陰鬱な釣行記になっているが、実際は美しい錦江湾に癒され、魚とのコンタクトに心躍っていたのでご安心を。
桜島から開聞岳まで、特有の地形が織りなす素晴らしい景色を刻み込むことができ、実に良き時間を過ごした。
次回こそは、アオリイカ、キジハタ、クエ、カンパチ、チヌ爆釣編をお届けしたい。
///tackle///
rod:ネオンナイト85LX
reel:16セルテート2510R PE-H
line:G-soul X8 Upgrade PE 0.8号 + フロロ5号